2回目にしてMY楽の花組。
新公も観られたし、なかなかいい感じで観劇できました。
7列目センターブロック。
一緒に観た友人が、花組は『アウグストゥス』以来2年ぶりだと言っていた…
『バロックロック』も『リスト』も中止でチケットが飛んでしまったと。
やっと観られた…としみじみ言っていて、本当に花組はコロナに翻弄されました。
1回目は17列目で悪い席ではなかったのですが、前方列で観ると印象がまるで違っていました。
前から薄々感じていたのですが、柚香光と水美舞斗は前方列を釣るというのか、視線がSSに向いてませんか?
最前列は1人1人と視線を合わせているように思いました。
他組トップだとセンターに座ると視線が合った気にさせてくれますが、花組はセンターではなく前方列に限るというのか…
もう少し劇場中に気を配った方がいい気がしました。
いやだから、前方に座ると臨場感がまるで違うように思いました。
新公で覚えた天城れいんと七彩はづきのハムレットとオフェーリア。
このふたりは踊りもいいです。
天城れいんは目力があります。
美空真瑠のモーリス大尉も、ライトが当たっていなくても芝居していて芝居好きの本領発揮を見ました。
この場面のマリーの星風まどかがルドルフを膝に抱きながら、本当にポロポロ泣いていて、ルドルフの孤独が心に沁みました。
星風まどか、芝居が上手くなりましたね。
宙組にいた時は常に嘘泣きで、歌は上手いけれど感情が冷めた人だと思っていたので、驚くとともに感動しました。
その涙を指で拭う柚香光の指先が優しくて、美しくて。
このふたりはお似合いです。
また、マリーに詰め寄ろうとする皇太子妃ステファニーの春妃うららを踊りながら止める水美舞斗のジャンの踊り、力強くて正確でカッコイイ。
水美舞斗じゃないとできない踊りです。
『ENCHANTEMENT』2回目観たら、凄く好きになりました!
1回目は歌が弱いのが気になったし、踊りばかりの既視感あるショーだなぁと思ったのですが、昨日は体感5分で、楽しかったです。
新公を経て若手の顔が分かるとこんなに変わるのか⁇ぐらいです(笑)
花組の黒燕尾のカッコよさは他組には真似できないです。
その黒燕尾も飾りのないシンプルな黒燕尾。
品があって、本当に素敵!
柚香光に黒燕尾着せて、シルクハットにステッキを持たせたら鬼に金棒、誰も敵わない。
2回観て、同じ感想を持ったので書きますが、希波らいとのシトラス・ビューティー、衣装が可哀想すぎます!
あの色、オフホワイト?は膨張色だし、タイツの模様も太く見えます。
どういう趣味であれを着せたのか💦
もっとスッキリとした衣装にしてあげて欲しかった。
終演後に「あれ、誰?」って友人に聞かれ、「らいとくん」と答えたら「えーーーー⁉︎」ってなってました。
あんな衣装でよく頑張ったと褒めてあげたいです。
よろしくお願いします。
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