ニール・サイモン作で、もともとは男性2人(オスカーとフェリックス)の作品ですが、ニール・サイモン自身が書いた女性版があり、2020年に同じシアタークリエにて大地・花總で上演されています。
その時も観てます。
1列目センターブロック。
最前列マジックもあるのかもしれませんが、3年前の初見より、ずっと面白く観られました。
笑ったし、苦いものも感じられました。
ポスターからは名前が消えたけれど潤色は原田諒氏で、セクハラで自身の才能を葬ったことが惜しまれます。
ただ、3年前より面白く感じられたのは演出が違ったからなのか、とも思いました。
何事にも大雑把で姉御肌のオリーブに大地真央、料理、掃除が生き甲斐の鬱陶しいメソメソ女のフローレンスに花總まり。
やっぱりこの2人が上手い!
個人的には大地真央の大げさな台詞回しが苦手ですが、コメディには合っている気がします。
私のミューズ・花總まりはうざくて、したたかな女が本当にお上手。
絶対に友人にはならないと思う女です!
この2人の華は群を抜いています。
宝塚出身の女優さんはちょっと違う。
脇を青木さやか、宮地雅子、平田敦子、山崎静代、渡辺大、芋洗坂係長が固め、人種のるつぼのNYにはこんなアパートあるかもね、と思わせます。
まるで宝塚のようにミニショーがついていて、大地・花總をはじめ出演者全員が歌って踊ります。
それも楽しかった♬
ミュージカルではなく、ストプレにミニショーという構成です。
客席も大盛り上がりでした!
苦い幕切れなんですが、ショーのおかげで鼻歌交じりに元気をたくさんもらって帰ってきました。
26日まで シアタークリエ。
よろしくお願いします。
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