鳳月杏と天紫珠李の退団は覚悟していたとはいえ、残念です。
芝居の月組を代表するトップコンビであり、宝塚では得難い大人のトップコンビでした。
キラキラは他組で沢山観られるけれど、アダルティな色気とラブロマンスは月組でしか見られないものでした。
多分鳳月杏の就任前の想定トップ娘役は天彩峰里だったと思うのですが、天紫珠李でよかったと思える相性の良さでした。
確かに天紫珠李には歌が…という欠点がありましたが、それを超えた美しさ、大人の女感、芝居力があり、私はふたりの並びがとても好きでした。
初めて見た『琥珀色の雨にぬれて』でふたりの並びを見て、芝居を見て、鳳月杏の相手役が天紫珠李でよかった…と心から思ったものでした。
『花の業平』『GUYS & DOLLS』『侍タイムスリッパー』と良作が続いて、私の念願のメロメロのラブロマンス『RYOFU』も見られて満足ではあります。
が、もっともっとふたりにしか出来ない大恋愛ものが見たかった…
最後の作品が大野先生というのに一抹の不安がありますが、どうかふたりにピッタリのアダルティなラブストーリーでありますように。
宝塚ファンなら誰でもご存知だと思いますが、鳳月杏はいわゆる路線扱いをされていなかったトップスターで、新公主演経験がありません。
『スターダム』でバウ主演したものの東上主演はその5年後に『出島小宇宙戦争』が初めてで月組トップスターになったのは研19という遅咲きでした。
必要とされてその場その場で活躍していれば鳳月杏のようになれるかも…という生徒&ファン全員の希望の星です。
パイオニアになってくれて、本当にありがとう!の気持ちでいっぱい♡
会にも入ってはいませんが、ずっと陰ながら鳳月杏を応援してきて、舞台もタカラジェンヌ人生も素晴らしい上がりを見せていただいて感謝の気持ちしかありません。
宝塚は時限の花。
惜しまれているうちに後進に道を譲るちなつさんは最後まで素敵です。
これから退団まで目の回るような忙しさだと思いますが、体調に気をつけていただき最後の最後までダンディなちなつさんを見せてください。
と、なると宝塚ではチャレンジだと思う『NINE』の難役・グイドをどんな風に見せてくれるのか…楽しみしかありません。
よろしくお願いします。
