チェーザレって、漫画原作なんですね？
全く予備知識なく、予習もせずに観劇。
中川晃教主演だし、岡幸二郎、別所哲也、今拓哉、藤岡正明という錚々たるメンバーだし、つまらない訳ない…とチケット取りました。
8列目ドセン（オケピがあったので、5列目が最前列。なので、実質4列目）
2020年に明治座オリジナルミュージカルとして上演するはずでしたが、コロナ禍により上演中止に、満を持して2023年に開幕です。
チェーザレの側近ミゲルが宮尾俊太郎から橘ケンチに変更されたものの2020年のキャストがほぼそのままにキャスティングされていたのが、まず凄い。
明治座でオーケストラピットを見たのは、私は初めてでしたし、オリジナルミュージカルに力が入っているなぁというのが、正直な感想。
ストーリーはですね、私には少々分かりにくかったし、終わり方も⁇マークが頭のまわりに激しく点滅して、えっこれからどうなるの⁇チェーザレ⁇と思いました。
続きがあるの？これ？
男性しか出ていない珍しいミュージカルで（アンサンブルに女性はいましたが、4人いたかなぁ？）男性が大好きな出世椅子取りゲーム？な感じの話で、そこに策略や陰謀がスパイスされてましたが、恋愛要素はゼロで（ほのかなBLはあったか⁈）ストーリーはちょっと退屈するところもありました。
観客の9割は女性ですし、面白かったですかね？この話。
ただ、ロビーで聞き耳を立てていると壮大な話をよくまとめた…という感想があちこちから聞こえました。
とにかく岡幸二郎、別所哲也、今拓哉、藤岡正明、横山だいすけのおじさんチームが歌うまで、それは素晴らしかった。
岡、別所、今、中川でレクイエムを歌うところとか、心に刺さりました。
おじさんチームの歌唱だけでもチケットを取った価値はあったと思います。
中川晃教が品よくチェーザレを演じていて、素晴らしかったです。
アッキーが何歳なのか、もはや謎。
何にでもなれる役者っぷりが見事です。
もちろん歌も自由自在、耳福。
岡幸二郎の衣装の似合いっぷり、ソロで歌うところの支配力、あっぱれです。
マイ・フェア・レディのヒギンズ教授がとても上手くて、すっかりファンなのですが、今回のボルジア家の当主もやっぱり上手でした。
貫禄あった！
すっかりミュージカルの人です。
1幕目はソロがなかったから、ミゲルの橘ケンチ（EXILE）は影のある感じがカッコいいと思ってましたが、2幕目で歌ってびっくり。
歌が上手い人を集めた舞台で、あの歌唱は歌っているご本人も辛かろう…と思ってしまいました。
残念…
若手ではアンジェロ役の山崎大輝に魅力を感じました。
アンジェロは儲け役ですが、モノにしていてキラキラしてました。
私は初めて知りましたが、また観たい人でした。
背の高いウエンツって感じ。
歌もよかったです。
お名前、覚えました！
明治座のまわりにはノボリがはためき、館内にはフォトスポットもあり、明治座の本気をここでも感じました。
おけぴ＋チケットセディナの貸切公演に行きました。
おけぴ鑑賞会の特製チラシ人物相関図はどの公演もわかりやすくて、大好物です。
若手はWキャストなんですが、チームヴェルデの日でした。
15世紀のヨーロッパを旅した気分になりました。
よろしくお願いいたします。
