今月は観たい舞台が目白押しで、もの凄いスケジュールになってます…
昨日は明治座に(^^;;
13年前は観ておらず、初見。
『1789』に続いて『二都物語』はフランス革命の18世紀が舞台。
原作はチャールズ・ディケンズ。
ふたりの男(井上芳雄&浦井健治)に愛される天使のような令嬢・ルーシーが潤花。
潤花は宝塚退団後、初めて舞台で拝見。
潤花って、映像向きではなく舞台女優なんだと再確認。
歌はお世辞にも上手いとは思えないけれど、地声で堂々と歌っていて、錚々たるメンバーの中でも見劣りしません。
そして、芝居は巧いし、声がとてもいい!
難しい初っ端の登場場面だったと思うけれど、目に溢れんばかりの涙をたたえて、目が潤んでいてキラキラして綺麗でした。
研2で新公ヒロインに抜擢されたのは伊達じゃない。
こういう令嬢やらせたら右に出る人いないかな。
アミューズを辞めてしまったけれど、舞台は続けて欲しいです。
二都物語は愛する者たちの幸せを願って献身するシドニー・カーター(井上芳雄)と高潔なのにフランス貴族なばかりに…のチャールズ・ダーニー(浦井健治)とそのふたりから愛されるルーシー(潤花)の話。
井上芳雄のシドニーが信じられないぐらい利他の人で、私的にはありえない…
脇も凄くて橋本さとし(ムーラン・ルージュでカンカン!って踊っていた人とは別人笑)、福井晶一、岡幸二郎、宮川浩、未来優希、福井貴一、原慎一郎、これでチケット完売していないってどういうこと⁇
素晴らしい舞台でした!
最後は鼻をすする音があちこちから聞こえ、隣席の方はタオルで涙を拭いていた。
その最後の場面でお針子(北川理恵)と井上芳雄が歌うのですが、この北川理恵の歌、声が胸に刺さって美しくも悲しかった←もちろん芳雄も
この場面が1番好きかも。
チケットが手に入ったのでもう1回観ますが←こんなことしているから忙しいのよね…結末を知ってもう1回じっくり観るのが楽しみです。
本当に素晴らしいのに、チケット難にならなかったのが不思議。
宝塚でも2回公演されていますが、このブロードウェイ版をぜひ公演して欲しいです。
明治座の2階の喫茶室窓際が好きで、幕間にケーキセットを予約。
宝塚大劇場よりは300円高い←みみっちい(笑)けど、新緑を愛でながらいただくケーキは幕間を豊かにしてくれました。
派手さはないけれど、二都物語、心は洗われました。
よろしくお願いします。