MadameSoleilの備忘録

ミュージカル、歌舞伎、宝塚、時々ストプレ。観劇大好きブログ。

染五郎初『ハムレット』@日生劇場

絶対チケット難になると思って、イープラス貸切の最速抽選に応募してチケットを取りましたが、それほどチケット難にはならなかったね…

今回はB列をいただき(日生はXが3列あるので実質5列目)舞台が見やすかったです。

高麗屋さんの伝統?でもあり、祖父も父も演じたハムレットを染五郎が演じる…そりゃあ観なくちゃね。

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父・松本幸四郎丈はハムレットを14歳で演じていた記憶があり、染五郎の初ハムレットはいつなのか?待ち望んでました。

歌舞伎役者とハムレットは台詞劇の滑舌の良さもあって相性よく感じます。

ハムレットは暗くて陰惨な話ですが、膨大な台詞量で、また今回はデヴィッド・ルヴォーの演出ということもあって楽しみでした。

歌舞伎でも最近染五郎は成長著しいと思っていたのですが、ハムレットの染五郎もまさに時分の花、今この時に演じられて、それを見られてよかったです。

3時間近い舞台を退屈せずに観られました。

直近では柿澤勇人のハムレットを観ていて、このハムレットが演出も含めて私的にはとても感動したハムレットだったので、今回のハムレットの演出に関しては思うところがありました。

衣装がこんな感じなのは最近観た『リチャード三世』や『メアリー・スチュアート』で予想していましたが、フォーティンブラスが地球防衛軍みたいになっていたのはどうかと思った…

ハムレットがデンマークの行く末を託したのがフォーティンブラスなのに全く説得力なくて台無しに感じたのは私だけ?

せっかく染五郎がいい芝居をして、ホレイショー・横山賀三の腕の中で死んだのに余韻が…

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ヒロイン・オフェーリアが當真あみ。

今回、ハムレットとオフェーリアの関係性がイマイチ濃密ではなく、ふたりの言い合いも弱く感じ唐突にオフェーリアが狂った気がしました。

當真あみのオフェーリアが幼く少女の役作りで、ルヴォー氏の演出なのかもしれませんが、私の思っているオフェーリアとはちょっと違いました。

対してガートルードの柚香光。

存在感抜群で、美しく、色気ムンムンで今まで観たガートルード史上1番インパクトがありました。

幕開きすぐにグランドピアノを弾いて登場するのですが、ピアノを弾く肩甲骨の動き、背中の美しさ(私の位置から背中がバッチリ見えました!)セクシーで優美。

ガッチリ掴まれました。

ゴールドのドレスが体の線を拾いまくりで、大きく開いたドレスから豊かな輝くような胸、締まったウエスト、驚くぐらい美しくセクシーなヒップライン、大人の女性が持つ成熟した魅力が満載で、おばさん(私ね)でさえ生唾を飲み込んだのですから、義弟に狙われたのも納得です。

柚香光は女優の方が断然いいし、ストプレがいい!

ハムレットを寝室に呼んで真実を知るシーン、染五郎と柚香光のやり取り、最高でした。

クローディアスとの情事後を思わせる髪を直す仕草とか本当に素晴らしかったです!

先王(ハムレットの父、ガートルードの夫)を殺して、王の座と美しい妻を奪ったクローディアスが石黒賢。

頑張っていたけど悪人にはあんまり見えなかった…

ホレイショーが横山賀三、レアティーズが石川凌雅。

横山賀三は『テラヤマキャバレー』『ニュージーズ』でいい芝居すると思っていたので、ホレイショーで観られてよかったです。

石川凌雅はハムレットとの決闘シーンから刀ミュ出身と思ったら、やっぱりそうでした。

迫力がある決闘でした。

ボローニアスが梶原善。

私は梶原善のファンです…

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染五郎がとにかくよかったし、柚香光が最高でした。

東京は明日30日が千秋楽ですが、これから大阪、名古屋公演があります。

初役は観て損はないと思います。

よろしくお願いします。

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