花總まり✖️井上芳雄が観たくて博多座遠征を決めましたが、決断した自分を褒めてあげたくなるエリザベートでした。
『最後のダンス』のトートが気味が悪くてゾワッと総毛立ったのは初めてのこと←最大級に褒めてます!で、井上芳雄トートのラスボス感が半端なかったです。
凄いもの観た!
2019年のエリザベート時より体が締まっているからか、舞台化粧を変えたからか、プロレスラー的な感じは微塵もなく、まさに黄泉の帝王。
芳雄トートは黄泉の国から生還?するシシィをベッドまでお姫様抱っこして運ぶし←他のトートはトートダンサーズが運んでいる気がする、ロウソクを吹き消さず手の平で消すし、ニヤつき加減も、手の動きも、立ち姿も、マント捌きもすべてが余裕綽々の黄泉の国の帝王でした。
年々進化して、今まさに脂が乗りきっている、とはこのことです!
対する花總まり。
1部の最後、鏡の間の圧倒的な存在感。
2部の女王感、孤独感。
やはり誰にも真似出来ない…と思いました。
体力的にキツくてもまだまだエリザベートを続けて欲しいと思いました。
花總✖️井上のチケットは争奪戦で、ありとあらゆるところに申し込みしましたが、結局1枚しか取れず…一緒に福岡に来ていた夫は1人で時間を潰すことに…
私はQ列サイドブロックで観劇。
通路側だったので、非常に見やすかったのですが、素晴らしかっただけに私だけ観た罪悪感は残りました…
フランツは田代万里生の方が好みだと思ってましたが、シュガーのフランツも進化していて、こういうフランツもあり、だな…と。
ふたりが歌う夜のボートは泣けました。
甲斐ルドルフが大きいので、シュガーフランツとの並びがよくて、この父親からなら、この息子が生まれるかも感がありました。
また香寿たつきのゾフィーが震え上がるほど怖くて←褒めてます!恐ろしい姑でした。
震えるぐらいの感動を2022年バージョンの最後のエリザベートからいただきました。
アンコールでは声出し禁止を忘れて「おー」や「ブラボー」と思わず言っている人が結構いました。
が、声が出てしますのも仕方がないと思うエリザベートでした。
遠征して本当によかった。
もちろん、今日も満員御礼。
よろしくお願いいたします。