芹香斗亜の退団発表から1日。
今日は記者会見が行われたようです。
芹香斗亜の宙組のトップスターお披露目公演の幕が開いたばかりで組子の自死により公演が中止となり、週刊文春が取り上げたことで、注目を浴びることになりました。
芹香斗亜や名前があがった人だけが悪い訳ではなかったと思うし、責任を負うべきは経営陣であると思いますが、 トップスターであったばかりに非難を一身に浴びることになってしまいました。
もう1作あると思っていましたが、停滞している組替え問題や110期の配属問題もあり、限界だったのか…とも思います。
宝塚のイメージを変えるには宙組の顔が変わる必要があったのだとは思います。
記者会見で「初めから3作と決めていた」と言い切ったのは芹香斗亜の矜持だと思うと、胸が痛くなりました。
ファンに対して「皆さんがいたからどんなことも乗り越えられた」と語ったそうです。
『 Le Grand Escalier』の舞台に立ったキキちゃんから私は沢山の勇気と力をいただきました。
舞台に立つのは相当の覚悟が必要だったと思いますし、その気迫は伝わってきました。
最後まで輝き続けて欲しいと思っています。
記者会見で穏やかな微笑みを浮かべる芹香斗亜に涙が出ました。
8月の台風の暴風雨の中、野外劇場で公演した劇団を知っています。
そもそも演劇という世界はパワハラだらけで、指導とパワハラの線引きが難しい世界。
役者はずぶ濡れになりながら演じていました。
こんな自然の中で演じることはまたとない幸せと言い切っている劇団員の姿に素直に感動しました。
演劇とはこういう世界なのか…とも思いました。
ついて行けないなら辞めるという選択肢は誰にでもあり、残った者は舞台に立ち続ける…のが、舞台の世界だと思います。
宙組を引き継いでいくのも大きな覚悟が必要でしょう。
とにかく一丸となって頑張って欲しいと思います。
よろしくお願いします。