2週間前に取れていた良席は中止の憂き目に遭いましたが、今回は無事に観られました!
宝塚の『1789』は初見。
例えば小池徹平がロナンやキンキーブーツのチャーリー、るろ剣の緋村剣心が適役であるように、礼真琴も従来の男役と違う魅力に溢れていて、少年〜青年が合うのだから、こういうお役ばかり演じて欲しいと心から思います。
柳生十兵衛とか、本当に無駄遣い。
礼真琴のロナン、素晴らしかった!
そりゃあ、みんな観たくなるよ…とクオリティの高い舞台を観て思いました。
しかし、チケットは取れない…
プログラムの小池先生によると『礼真琴が来日したドーヴ・アチアに演らせて欲しいと直訴した』らしい。
礼真琴はフレンチミュージカルみたいなポップなものがニンだと思うし、ロミオが最高!と思ったけどロナンも最高!でした。
舞空瞳のオランプはジュリエットほどはニンとは思えなかったけれど、容姿の美しさは星組1番と思います。
瀬央ゆりあのアルトワ伯、暁千星のデムーラン、極美慎のロペスピエール、天華えまのダントン、輝月ゆうまのペイロール、有沙瞳のアントワネット、小桜ほのかのソレーヌ、ひろ香祐のルイ16世がみんな歌えて、民衆に至るまでクオリティ高くて、眼福、耳福。
本当に皆さん上手いから極美慎が『誰の為に踊らされているのか?』の出だしに声がひっくり返ったのが惜しかったけど、極美くんが歌上手くなったと感心しました。
個人的には極美慎がフェルゼン伯で、天飛華音がロペスピエールで観たかったけれど(その方が絶対キャラだったと思う!)宝塚のスターシステムだと仕方ないのかも。
天飛は絶対貴族より革命派だと思う。
とにかくあっという間に終わりました。
やっぱり小池先生の潤色・演出は素晴らしい!
何度でも観たい!
大劇場にあったイワタニのありちゃん。
フィナーレの男役群舞でありちゃんの体の大きさに驚いた!
群舞の衣装は筋肉のつき方がリアルに見て取れました。
大リーグの大谷選手のような鍛え上げた体で、太ったのではなく、筋肉の鎧をまとって一回り大きくなった感じ。
ますますカッコよくて、群舞で礼真琴をリフトしてましたが、なんならまゆぽんでもリフト出来そうに思いました。
ファニーフェイスなのに、筋肉美。
大谷選手と同じです。
有沙瞳ほ最後に1人で階段降りて欲しかったと心から思いましたが、一緒に降りたのが天華えまで、2人で目を合わせてニコッと笑ったのが、もう美しくて、98期ラブの私の琴線に触れました。
これはこれでよかったのかも…と思えました。
望海風斗のファントムを観た時以来の感動というのか、外部のミュージカルに負けない、いや勝てる作品を観ました。
素晴らしかった!
よろしくお願いします。