本来は予約システムではなく、こちらを今日upしようと思ってました。
『イザボー』を観て来ました。
実はすでに2回観たのですが、うまく言葉にできなくて…
1回目は3列目センターブロックというお席。
そして2回目は17列目のサイドブロックでした。
前列は前列の良さがありますが『イザボー』は後列の方が見やすかった。
この『イザボー』は末満健一氏による完全オリジナルミュージカルで、望海風斗への当て書き。
でもね、末満氏は望海風斗の良さが全然わかっていないんじゃないか⁇と思いました。
私が見たかった望海風斗ではなかった。
まず、望海風斗の音楽はロックじゃない。
望海風斗は反社とかマフィアとか演ってきた人だから悪女を演らせたい、それはいいとしてその悪女の書き方が中途半端。
イザボーって、己の為にフランスを売った悪女で、12人も子どもを産んだ(しかも誰の子かわからない^^;)淫乱のはずなのに、望海風斗にはそこまでの淫乱さは全く感じらなかったし。
男を誑し込む女って、変な気配あるじゃないですか?
共演者もアンサンブルも歌うまを集めていて、このキャストで、この脚本は本当に残念。
照明にこだわっているのだとは思うけれど、前列時は特に眩しくて…目が開けられない…
また、舞台がとにかくぐるぐる回るんですが…意味わからない…目が回る…
もちろん、望海風斗の歌は素晴らしかっただけに、そしてキャスト皆さま上手かっただけに、なんだか残念…
私の好きな甲斐翔真くん、歌はもの凄く進化していたし、芝居もよかったけど、ストーリーテラー的な存在で…いっそ母との近親相姦的なドロドロ愛を見せて欲しかった…
しかも、少々太られた?髪型でそう見える?のか、松也味を感じてしまいました…
結局、望海風斗に「御託は要らない!文句があるなら受けて立つわ!」この台詞を言わせるためだけに歴史のお勉強した?気がします。
確かにシャルル7世はジャンヌ•ダルクによって助けられたのですが、この話にジャンヌ•ダルクは必要でしたかね?
ジャンヌ•ダルクの前で終わってもよかった気もします。
物語の主人公はイザボーなんですから。
で、歴史とかではなくイザボーにもっとスポットライトを当てて、愛憎劇にして欲しかった気がします。
このキャストなのに、話が長く感じられ眠くなってしまいました…
あゝ、望海風斗にピッタリのお役を演って欲しい!
それが何かは私もわからないけど…
よろしくお願いします。