何が真実か…なんて誰もわからない。
憶測と噂と中傷の中でみんなが傷ついて、一つだけわかっていることは命を自ら絶った人がいたことだけ。
ご遺族も宙組生も充分苦しんだのだから、もう前に進んでもいいと私は思います。
宙組の出演者が発表されました。
上演するからにはプロとしての舞台を見せて欲しいです。
苦しんで苦しんで、それを乗り越えたものを見せて欲しい。
昨日、真風涼帆のコンサートの千秋楽で、真風が舞台上で号泣したとXで読みました。
私は東京でこのコンサートも見ましたし、真風涼帆の男役は好きでした。
あくまでも個人的な意見ですが、泣いていいのは真風じゃない…と思います。
ご遺族はまだ悲しみの中だし、宙組生はあれからずっと公演ができないでいる。
真風はルパンにも出演していたし、コンサートもできて、寄り添ってくれるファンとも会えている。
仕事中に泣く人ほど、甘い人はいないと思っています。
泣けば許してもらえる、と思われるのが嫌で私が仕事中に泣いたのは新入社員だった頃1度だけで(その時に先輩に泣くのは卑怯者だと言われた言葉は生涯忘れない)プライドを持って仕事しているなら、仕事中に泣くなんてことだけはしたくなかった。
私は父が泣いたのを見たのは後にも先にも1度きりで、末期の癌だった母の見舞いに来た父が病室を出た後にエレベーターホールで壁に手をついて泣いていた。
忘れ物を届けに追いかけた私は父に声をかけられなかった。
強かった父の泣く姿はこたえました。
大人で人前で泣く人は私のまわりにはいなかったので、泣いてはいけないものだと思ってました。
簡単に泣く男に母性本能をくすぐられて付き合ったことがあったけど、万事において甘えた人で、私は人前で泣く人は信じなくなりました。
書いていて思い出したことすら嫌悪感でいっぱい…
なので、氷の微笑でもなんでも真っ直ぐ前を向いている人は信じられます。
泣けばいいってものじゃない。
過去は変えられないけれど、これからは変えられる。
私はチケットが取れれば観に行きますからね。
宙組の健闘をお祈りいたします。
よろしくお願いいたします。