月組、大千秋楽おめでとうございます!
コロナが密かに増えている中、無事に完走。
さすがプロ集団と思います。
昨日は猛暑の中、前楽観劇。
しかし、幕間の窓の外は稲光と雷、豪雨…
終演後は雨も止み、幾分涼しくなった東京日比谷でした。
東京はまるでシンガポールやタイのようで、すっかり亜熱帯気候です。
昨日は東京では初めて⁉︎上手側のお席で観劇。
今回の月組公演はムラでも東京でも観劇しましたが、圧倒的に下手サイドが多かったので、とても新鮮に観劇いたしました。
『Eternal Voice〜消え残る想い』
沢山文句を言いましたが、前楽の完成度は高くて月城かなとと海乃美月のラストには相応しいのかな…と最後は思いました。
もっと違う作品で観たかった想いはありますが、この話に説得力のある芝居をやり切った月城かなと、海乃美月、月組の皆さまに脱帽です。
この気持ちが消え残る想いなのかも。
別箱の小さい劇場で観たら、もっと違うように映った気がします。
『Grande TAKARAZUKA110!』は王道の宝塚レビューで、退団者の見せ場も充分の安心、安全な満点ショーでした。
昨日は通路側のお席でしたので、沢山のジェンヌさんたちとハイタッチが出来ました。
とりわけ、りりちゃんとはリズムに乗ったハイタッチが出来て、目もしっかり合って大感激。
りりちゃんの歌声が耳の近くから聞こえて、天にも昇る気持ちでした。
ムラでは初舞台生のロケットがあったのですが、東京はないので風間柚乃のスーパーガサマタイムと密かに呼ばれていた長い歌と踊りの見せ場がありました。
毎回のことではありますが、風間柚乃の月組での献身は特筆すべきことだと思っていて、もはや風間柚乃のいない月を私は想像できません。
歌も踊りも芝居も高得点のタカラジェンヌってなかなかいないと思いますが、文句なしの実力派だと思ってます。
そのロケットで、とんでもなく輝いていたのが研1の彩葉ゆめ。
配属先での活躍が楽しみです。
芝居でもショーでも独特の存在感を感じたのが、礼華はる。
恵まれた容姿に伸びやかな歌声、月城かなとトップ時代に最も進化した男役だと思います。
彩海せらも輝いてました。
Moon riverで銀橋に出て来た時のカッコイイこと。
姿勢がいいのも相まって完璧な男役でした。
歌声も素敵です。
次の鳳月杏を支える3人だと思いますが、3人揃って残るかどうかはまた別の話。
風間柚乃は月組から出ない気がしますし、彩海せらは組替え済み…と、なると…
前楽にもさよならショーがあります。
実はムラの前楽も見せていただきまして、セトリはすでにブログにしています。
ムラで一度観ているので、ドキドキも抑え気味に観られました。
まさにトップコンビのさよなら度が満点の構成で、胸はいっぱいになりますし、涙がこみあげます。
月城かなとと海乃美月の唯一無二感が無双です。
RAIN(SEKAI NO OWARI)を全員で歌った後に組子がはけて、舞台上には月城かなとと海乃美月ふたりだけに。
Alone Here With You(DEATH TAKES A HOLIDAY )月城かなとと海乃美月のデュエットが、まあいい。
DEATH TAKES A HOLIDAYを演ってよかった、としみじみ思いました。
で、ふたりの長いキスで幕。
ファンにとってのトップコンビのある意味理想を見せてくれます。
素敵でした♡
昨日も観たし、配信はいいかなぁ…と思ってましたが、また観るかも…
そのぐらいよかったです。
月城かなとと海乃美月の月組が好きだった…と思い知った前楽でした。
よろしくお願いします。