宝塚は台風の影響をほとんど受けず、1泊2日3公演観劇というスケジュールを楽しんでいたのですが、関東地方が台風で大変なことになっていて、昨日マチネの前にJALから私が乗る便の欠航を知らせるメールが…
新幹線で帰ろうかとも思ったけど、昨今の大雨での新幹線の惨状を思い出し延泊を即座に決断。
開演前の大劇場でたこ焼き食べながら、ホテルを1泊予約して、複便の予約を本日土曜日に変更しました。
と、いう訳で、2泊3日3公演の旅になりました。
8月、9月の遠征って台風や大雨のリスク半端ないです。
大阪のホテルにしようか⁇とも思いましたが、移動が面倒で宝塚にしました…根性なし…
新公の前後に月組を観劇。
『フリューゲル』はもしかしたらハズレかも…サイトー先生だし…と思ってましたが、面白かったです。
月城かなとと海乃美月率いる月組が芝居力でねじ伏せた気もしました。
歳がバレますが、ドイツが東西分断されている頃に東ドイツにチェックポイント・チャーリーから入国したことがあり、社会主義国が持つあの独特の空気感を思い出しました。
色のない世界、笑顔がない人々。
西ドイツとは全く違う国でした。
結局、風間柚乃のルイスの正体がよくわからなかった(優秀なエージェントなのはわかったけど)気もしますが^^;
トンチキではありませんでした(笑)
月城かなとと海乃美月の安定感、安心感は「私たち、失敗しないので」という感じです。
今回、海乃美月の気品みたいなものを強く感じました。
トップ娘役に何よりも大事なのはどんなお役をしても品を失わないこと、だと思うのです。
下品な衣装を着ても、タバコを吸って、ビールを飲んでも、そのへんの蓮っ葉なおねーちゃんにならない海乃美月の品はやっぱり素敵だと思いました。
『フリューゲル』という曲も心に残りました。
昨日のお席は一昨日(この日はSS)より列は後方になりましたが、ドセンで何回も何回も月城かなとと目が合った気がしました。
ただセンターを見ているだけだとは思いますが、そんな満足感を得られるドセンは大好き(笑)
台風以外は実に充実した遠征になりました。
欠航メールが届いた時に食べていた季節の野菜のソースがついたたこ焼き。
味わう余裕はなかったけど、気づいたら完食してました(^^;;
よろしくお願いします。