7年前の2017年11月19日に宝塚歌劇団を卒業した朝夏まなと。
あの日は朝から日比谷公園に集合して、入りを待ち、大千秋楽を観て、出を待ち、フェアウェルパーティーまで、長い長い1日でしたが、アドレナリン全開で少しも疲れなかった…
劇場から出てきた袴姿のまぁさまのすぐそばにいることが出来て、まぁさまの頬に一筋の涙が流れるのを見て私も泣きました。
後にも先にも会活動をしたのはまぁさまだけで、本当にいい経験をさせてもらいました。
あれから7年、まぁさまは卒業後も進化し続けて昨日の退団記念日はシアタートラムで『ロボット』を観劇。
ノゾエ征爾潤色・演出のストレートプレイです。
チェコの国民的劇作家・カレル・チャペックが1920年に書いた戯曲だそうですが、私は未読。
まだ始まったばかりですので、HPに掲載されている範囲でしかストーリーは語りません。
人間が開発したロボットによって、人間が抹殺されていく話です。
色々、何故⁇と思うところもありました。
しかし、それを超える役者陣の頑張りで不思議な説得力がありました。
とにかく膨大な台詞量で、その真ん中に朝夏まなとがいました。
透明感があって、この舞台のミューズでした。
色々問題提起はしたものの、最後は結構ベタな終わり方でしたけど^^;
お隣の世田谷パブリックシアターには度々観劇にきてますが、 シアタートラムは初でした。
非常に良い劇場でした。
ただ、あの椅子で休憩なしの2時間は少々キツかった…
お尻が死にそうでした。
世田谷パブリックシアターの椅子も苦手です…
チケット代を抑えるためには仕方ない気もしますけど。
B列をいただいたので2列目かと思っていたら、最前列でまぁさまの美しさに目が眩みました。
マイクをつけない劇場でも皆さん発声が素晴らしくて聞き取れない台詞はありませんでした。
緊張感のあるストレートプレイで、またセットが自由自在に変化していくのに目を見張りました。
宝塚を卒業して7年。
進化することをやめないまぁさまをファンのひとりとして誇りに思います。
8年目の始まりを『ロボット』というストレートプレイで飾れたことが何よりうれしいです。
また、新しい朝夏まなとを見せてください。
この『ロボット』と同様にまぁさまは永遠に私のミューズです。
よろしくお願いします。