海宝直人のコンサートにシアタークリエへ。
開演前からJALのボーディングミュージックが流れていて、気分が上がります。
開演前のアナウンスもチーフパーサーのアナウンスみたいで
「急な揺れにも機体は安全ですので落ち着いて席にお座りください」とか
「携帯電話は機内モードか電源をお切りください」とか、まるで本当に搭乗しているようでした。
全公演完売の満員御礼。
海宝直人、凄いです!
この先内容に触れますので、何も知りたくない方はここまでで。
今回は8列サイドブロックでした。
海宝直人は4本線の制服を着たキャプテン。
いやー、カッコイイ!
1/7からルートが変更になりヨーロッパに連れて行ってくださいました。
最初の曲はキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン。
そりゃそうだ!
ザルツブルク行きでは『モーツァルト!』から『僕こそ音楽』がやっぱり素晴らしかったけれど、なんといっても1部の白眉は『レ・ミゼラブル』のカフェ・ソング。
マリウスが見えました。
心を鷲掴みにされるような感じ…とでもいいましょうか…素晴らしかった。
海宝直人と上白石萌音は共演したことがないのですが、今年はあるんじゃないか?と思わせるデュエット『Something More(ルドルフ・ザ・ラスト・キス)』でした。
ソロはダディ・ロング・レッグズより『幸せの秘密』。
上白石萌音の女優のスイッチが入った時の表情に目を奪われ、澄んだ歌声と共にポテンシャルの高さを感じました。
朝夏まなとは1部のソロで海宝直人と共演した『王家の紋章』から『想い儚き』を。
いきなりアイシスが登場して、度肝を抜かれました。
美しく、気高く…衣装も素敵でした!
何度でも聞きたい曲でしたから、うれしかった…
2部のトークは楽しく、明るく、まぁさま太陽炸裂。
MCの堀川絵美がヅカヲタなのも話が面白く転がる…というのか。
フィナーレでトップスターが15キロの大羽根を背負って大階段を降りてきますが、直前には同じだけ昇らなくてはならないという当たり前のことを今まで考えたことがなかった…
裏には簡易エレベーターがあるのか、と思っていたけど、毎回歩いて昇っているそうです。
デュエットは『モーツァルト』から『愛していればわかり合える』。
まぁさまがゲストだからこの日にしましたが、とってもよかったです。
2部の白眉が『ノートルダムの鐘』から『石になろう』。
これが素晴らしかったなんてもんじゃなかった!
私は劇団四季がどうも苦手で、あまり観ないのですが、そんな自分を叱り飛ばしたくなりました。
海宝直人の『ノートルダムの鐘』が観たかった…
今年は観に行ってみようかな、と思わせる歌唱でした。
アンコール曲は『ジャージー・ボーイズ』の『Oh,What a Night』で客席総立ち。
手拍子して踊って、楽しかった〜
2023年あけてから、あまりいいことがなくて気持ちも沈んでいたのですが、ラスト曲の『明日への階段(ルドルフ・ザ・ラスト・キス)』を聞いて、元気に階段を昇ろうとパワーをいただきました。
やっぱり劇場にはパワーが溢れていて、私にとってのパワースポットです。
よろしくお願いいたします。