『MAKAZE ISM』へ。
FCには入っていなかったけれど、宙組ファンの私としてはずっと応援していた真風涼帆。
退団前の最後のリサイタルのチケットは1回だけしか取れませんでしたが、観ることが出来て本当に幸せでした。
1階11列サイドブロック。
構成・演出は石田昌也先生。
近年のトップスター退団発表後のコンサートでは私は最も好きでした。
朝夏まなと、明日海りお、望海風斗と齋藤先生演出のコンサートが続き、トップスターの方々が気の毒になる演出だったので、今回の石田先生のコンサートは出演作が蘇り、チカチカすることなく、しかもその余韻に浸ることができました。
石田先生、GJ!
こう考えると私は真風凉帆が大好きだったんだと思うぐらい、真風の出演作はほぼ観ていて、どの曲も作品の場面が浮かんできました。
このリサイタルで1番好きだったのは真風凉帆の故郷の曲『田原坂』を現代風にアレンジしたところで、やっぱり真風には日本の歌が合うなぁとしみじみ。
潤花も『ソーラン節』がカッコよかったから、やっぱりふたりはお似合いです。
宝塚歌劇団の中のアンケートで「真風凉帆に演らせたかった役はレットバトラー」だったそうで、潤がスカーレット、真風がレットで1曲ずつ歌いましたが、ホントに本公演で観たかった…
お髭の真風も素晴らしく素敵でした。
話題になっている潤花のペンライトコーナー。
今日も潤花モンスターが大暴れで、とてもとても可愛かったです。
何を言っているのかわからなかったけど、とにかく真風に喜んでもらいたいという潤の気持ちが可愛くて、いじらしくて。
暴走も許します!
真風・潤の相性は本当に良くて、潤の太陽のような明るさを真風も愛したのではないか?と思っています(私も愛している)
その潤を可愛がっている真風がまた素敵に見える、まさに相乗効果。
そうそう、これから観に行かれる方、ペンライトは購入した方がずっと楽しめます。
タオルは要らないけど、ペンライト購入はおすすめします。
2017年7月3日のパレスホテルで行われた宝塚巴里祭には私も行っておりまして、当時2番手だった真風凉帆が美月悠、愛白もあ、彩花まり、秋音光、留依蒔世、穂稀せり、小春乃さよ、愛海ひかるというメンバーを引き連れての巴里祭。
今日のラスト曲はその巴里祭でも歌われた山下達郎の『希望という名の光』。
その時も熊本大震災の時に励まされた曲とおっしゃっていて、コロナ禍の今また歌ってくださいました。
「傷ついた心には愛という名の絆を♬希望という名の光を」
深く沁み渡りました。
この時期になって嘘か本当か、また週刊誌が騒いでいますが、宝塚を取り上げると売れると踏めば針小棒大に面白おかしく記事にするのはマスコミの常套手段。
今、退団も発表している段階で誰も望んでいないことを書かれて本当に迷惑な話です。
また、宝塚界隈で騒ぐ人も出て来ると思うと頭が痛い…
花組の公演も中止になってしまい、コロナの奴いつまで苦しめるのか…
どうか、止まっているすべての公演が1日も早く再開されますように。
MAKAZE ISMが完走しますように。
よろしくお願いいたします。