ずっと中止続きだった花組新公。
友会1次抽選で当選したので、慌てて新公前の日程の本公演を2次で入れたらそれも当選。
私の友会カードは花組には滅法強いです(花組以外の1次抽選はほぼ当たらない…)
前日に本公演を観られて、理解が深まりました。
主演のルドルフは希波らいと。
舞浜アンフィシアターの『Delight Holiday』に最下級生で出演していて、たまたま私が観た日に同期の朝葉ことのとMCの日でふたりを覚えました。
あれよあれよという間に『花より男子』でF4に抜擢されていて、歌劇団爆推しなんだと思っております。
高身長に甘いお顔ですが、姿勢が悪い。
高身長あるあるですが、猫背を治さないとと思います。
本来の持ち味は陽性と思われるので、陰性のルドルフは勉強になったはず。
これからだと思いますので、ますます頑張って欲しいです。
マリーの七彩はづき。
このお役は恋に恋する若々しさ、一途さが肝と思います。
研2の瑞々しさも相まって実に可愛らしい、愛らしいマリーでした。
本役がブルク劇場のオフィーリアで、踊りもイケます。
愛らしさの中に強さも感じ、抜擢されるだけのことはあり、歌も芝居も上手くこれから活躍すると確信しました。
ジャンは天城れいん。
花組は東京公演中止ばかりで新公も出来ませんでしたし、正直存じ上げなかった…
104期で組内トップなんですね。
顔よし、芝居よし、踊りよし(歌はないに等しくてよくわからない)。
昨日の新公で1番好みでした!
口跡よくて、ストーリーテラーとしてもとても聞きやすかった。
本役はブルク劇場のハムレットで、本公演観た時から目力あって印象に残ってました。
ミリーの愛蘭みことの並びも美しかった。
これから注目していきたい人です!
フェルディナンドの鏡星珠。
この方は初舞台の口上を拝聴しておりまして、立派になったと感慨無量。
天城れいんと共に目を引いたのが、ブラットフィッシュの美空真瑠。
本役とは違うアプローチで、まるくんのブラットフィッシュでした。
芝居が好きなんだろうと感じさせる力があって、とてもよかったです。
105期で星空さんを抑えての組内トップ。
実力あると思われ、もっとまるくんの芝居が観たい!と思いました。
フリードリヒ公爵の海叶あさひ、フランツの侑輝大弥、エリザベートの朝葉ことのが安定していて、いい味を出していました。
巧かった!
また、ミッツィの星空美咲の存在感が頭抜けていて、経験値って大事なんだとしみじみ思いました。
ご挨拶で侑輝大弥が「3年ぶりの東京新公…」と言っていて、前回新公主演だったにもかかわらず、東京公演中止になった無念を思うとなんだか泣けました。
侑輝大弥の新公は配信されなかったから、観られなかった…チケットは当選していた…
主演挨拶のらいとくんが、本来の明るさを発揮して2度目のカーテンコールで笑いを誘ってくれました。
1歩前に出るところをその場で話し始め(笑)まわりの『えっ、そこで』みたいな空気がなんとも笑え…
本当に若い力が躍動したいい新公でした。
プログラムと一緒にお雛様を撮っている人がいて、手をお借りしました(笑)
今日からの本公演に経験が生きますように。
よろしくお願いいたします。