先週ですが、ファントムを観てきました!
宝塚の望海風斗のファントムも素晴らしかったけど、城田優のファントムも好きなんです。
2014年からエリックを演じ、2019年からは城田優が演出・主演。
もちろん観てますし、それがよくて
私は『オペラ座の怪人』より『ファントム』の方が物語として好きです。
『オペラ座の怪人』は誰からも愛されない怪人ですが、『ファントム』のエリックは両親から愛されている。
そこが大きな違いですが、『ファントム』の方が共感できます。
再演が決まった時に張り切ってチケットを取りました。
2019年はクリスティーヌが愛希れいか/木下晴香でしたが、今回は真彩希帆。
宝塚でもクリスティーヌを演じていますが、稀代のクリスティーヌ役者だと思っています。
天使の声に説得力がある。
開演前から舞台ではパリの街並とパリの市井の人たち。
ジャグリングで楽しませてもらいました。
まず城田優のエリックを観ましたが、巧いのよ。
エリックの大人になり切れない子どもっぽさ、残酷さ、悲しさがとてもいい!
女癖が悪いとか、素行が悪いとか、色々言われますが、この才能をとにかく舞台で見せ続けて欲しいと心から願います。
ルックス、スタイル、芝居、歌、この上人格を求めるのは欲張りすぎの気もする…
とにかく、城田優エリックに泣かされました。
客席を広く使った演出もよくて、1階はオペラ座でした。
また、終わり方も宝塚より好きです。
余韻が長く残ります。
初日にWキャストがシングルになった真彩希帆。
素晴らしい天使の声。
真彩希帆の歌う『メロディ』と『HOME』は本当に絶品。
『あなたこそ音楽You are Music』も。
シングルですし、くれぐれも喉を大切にして欲しいです。
加藤和樹のエリックもチケット取りましたし、城田優のエリックはおかわりします。
隣席の若いお嬢さん、終盤ずっと泣いていました。
この夏のオペラ座。
来年のオリンピックに備えて、どこもかしこも工事中でした。
来月のラグビーワールドカップの幕がかかっていて、やっぱり日本とはセンスが違うと思いました…
肝心のオペラ座は見られず…
よろしくお願いします。