私が最も宝塚沼にハマっていた時代に出会った大好きなスターであり、ファンクラブこそ入らなかったけれど毎公演決死の覚悟でチケット確保して見ていた雪組の元トップスター望海風斗。
宝塚随一の歌声だと思っています。
宝塚をご卒業後ももちろんすべての公演を見ております。
コンサート『LOOK AT ME』のチケットが取れすぎたので、『ドリームガールズ』のチケット申し込みを控えたら落選続き。
福原みほのエフィは一般前売先着順（争奪戦⁉︎）に参加してやっと取りました。
国際フォーラムC初の2階席、しかも最後列。
歌を浴びたいからどこでもいいと思いましたが、意外にも見やすく、歌も浴びまくり。
しかも、最後列なので思う存分骨盤立てて観劇（笑）
よかったです。
日本のミュージカルもここまで来たか⁈ぐらいの歌うまを揃えて、歌で殴られるようなミュージカルでした。
2階から観ると回転するステージ、煌びやかな舞台が実に美しかったです。
望海風斗は主演ディーナを完璧に作り上げていました。
ジェームズの岡田浩暉、ファントムのキャリエール、n2nの夫がいいなぁと思ってましたが、今回が1番弾けていて、歌っていて、なんだか凄かった。
spiのカーティスも内海啓貴のホワイトもよくて、アンサンブルまで歌うまを揃えている印象。
文学座員でありながらミュージカルで活躍しているsaraは初でしたが、ファントムでクリスティーヌに抜擢されるのも納得です。
歌が上手い上に可愛らしくて、瑞々しい。
そして、なんと言ってもエフィの福原みほが素晴らしかった！
ミュージカルではほぼ無名だと思うのですが（私が知らないだけかもしれませんが）心を震わせるソウルフルな歌声で、あっぱれでした！
世界は広く、歌うまも多い。
高品質のミュージカルで、ミュージカルファンは大喜びだと思うのですが…
映画でもそうですが、このミュージカル、エフィ役が美味しくて助演女優賞レベルで全部持って行く感じなんです。
主役のディーナはトリオとしての歌唱、場面が多いのに対して、エフィはソロでソウルフルに歌いあげる…終わってみればエフィの印象が残る。
望海風斗の退団後初舞台の『INTO THE WOODS』はあまりにも歌が下手な人ばかりで梅芸にクレームが相次いだと聞きますが、ここまで歌が上手い人を揃えるのも違うというのか…
私の見たい望海風斗ではなかったのよ…←もの凄く変なこと言ってますよね…
もちろん、望海風斗は素晴らしかったです！
それは間違いない。
ほんの2年前まで男役をしていたとは思えない素晴らしい歌声と女優感。
村川絵梨のエフィを今度は前方席で観ますので、もう1回感想を書く予定。
望海風斗ファンとしては、ちょっとだけモヤモヤした気分でした💦
よろしくお願いいたします。
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