国民に知られたくないことを小さく扱ってもらうために、民が大好きな芸能ネタをわざとぶつけて大きく扱うって聞いたことがありますが、自民党のパーティー券裏金問題をもっと追及したらどうなんですかね?文春さん?
隠したいのはこれだけじゃなくて、大阪の万博への税金投入もなのか⁇
とにかく、週刊誌やワイドショーの皆さまにおかれましては、もっともっと追及すべきことはあると思うのですが…
私は日経新聞には信頼をおいております。
宝塚の過重労働について日経新聞WEB版にも出ていると思いますが、土曜日の日経新聞夕刊社会面に大きく取り上げられていました。
労働過多になった原因が私たちファンが大喜びした初演『エリザベート』から始まっていた自主稽古の増加。
また、大劇場と東京宝塚劇場以外の公演の増加が過重労働に拍車をかけたとも。
素晴らしい舞台だと思う超大作が生徒たちの過重自主稽古の上に成り立っている…
『ベルサイユのばら』と『ロミオとジュリエット』の曲数を単純に比較すると『ベルばら』20曲以下に対して『ロミジュリ』34曲で2倍。
曲の難易度を比べても相当ですよね。
『ロミジュリ』『1789』をトップスターで演じた礼真琴に休みが必要なのも納得です。
宝塚に海外ミュージカルを!とファンが望む声が過重労働を生んだのだとしたら、あんまり軽々しくこれを演って欲しいとは言えないと思ってしまいました。
新人公演の配信も自主稽古に拍車をかけたのでは…と思っています。
私も含めファンとしては新公のチケットが取れないので大喜びだし、歌劇団としても利益になるとは思いますが、よりクオリティの高いものを見せたい、見せなくては…の気持ちが稽古に邁進する気持ちに拍車をかけてはいないか…と思います。
コロナ以前、新公は1年後ぐらいにスカステで放映されていたと思うので、それでいいのでは…と思ったりしております。
ライブで放映するには精神的にも肉体的にも負担が大きい気がします。
新公の稽古は本公演の稽古後にするんだろうから…
ただ、新公は下級生の大事な学びの場だとは思うので、続けて欲しいし、続けるべきとも思います。
若いうちに徹底的に稽古することは芸の道としては間違ってないし、必要だとも思います。
でも、寝る間も惜しんで稽古したい気持ちを止める指導者や上級生は必要だと思う。
きちんと睡眠と栄養を取っていないと同じ過ちを繰り返すと思う。
過重労働を減らすためには公演期間を長くして、公演数を減らすことも必要だと思うけれど、歌劇団上層部はどう考えるのか?
チケット売るのが大変だ…と思うのかしらね。
プロ野球選手がパワハラで処分される時代になったのですから、労働時間と指導のあり方を考え直す時なんだと思います。
よろしくお願いいたします。