MadameSoleilの備忘録

ミュージカル、歌舞伎、宝塚、時々ストプレ。観劇大好きブログ。

難しい時代

今朝のNHK『はやウタ』には起きられませんでしたが、NHKプラスで拝見しました。

あっ、朝夏まなとご出演で『シスターアクト』の歌唱でした。

シスターの衣装でした。

11月5日に『天使にラブソングを』が東京で幕をあけます。

東京は11月29日に千秋楽ですが、その後大阪、静岡にまわります。

もちろん私も観に行きます!

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月組の11名の休演者が復帰しました。

若いので回復早くて、きっちり厚生省が決めたインフルエンザの休養期間通りでした。

しかし、新人公演は中止…

無理してインフルエンザ拡大して本公演に影響が出たら元も子もないですが、下級生の学びの場が失われるのは本当に残念です。

自前の劇場だし、リスケしたらいいのに…とも思いますが、新公の稽古がブラックだとか言われるとね…ブラックじゃない劇団の稽古があったら、ぜひ教えて欲しいです。

若い頃にひとつのことに打ち込むことは決してブラックではなく、人生の自信に繋がるように思うのですが…

なかなか難しい時代です。

私は歌舞伎のファン歴が1番長いので、歌舞伎役者でいえば、歌舞伎座国立劇場、巡業で1ヶ月ずっと出演していて、月末月初の2〜3日しか休みはなく、その間も日舞やら三味線やら、唄やら鼓の稽古をしているようです。

なんの稽古もしないで飲み歩いている人もいるようですが、一家揃って歌舞伎役者だとサボることもできません。

また、親子の稽古も厳しくて、褒めるようなことはしない…

けれど、師匠は親で、まわりもみんな親戚みたいなものですから、憎くてとか悪意があってとは誰も思っておらず、ハラスメントだとは思わない。

根底には愛情があるから。

そのへんが歌舞伎の強みで400年続いてきた歴史を感じます。

厳しいのは愛があるから…なんだと思うけど、私もこの歳になってわかったことで、若いと気がつきませんよね。

若いうちに叩き込まれた基礎は必ず芸の肥やしになると思います。

睡眠時間を削ってまで稽古しろとは言いません。

公演後の稽古が時代の流れに即していない…と言われればおっしゃる通りですが、芸の上達に他の方法はあるのでしょうか?

私が見たいからではなくて、新人公演の意義を考えると、中止は本当に残念です。

よろしくお願いします。

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