今日のブログは私の妄想多めなので、お付き合いいただける方のみお進みください。
妄想嫌い!という方はここまでで。
鳳月杏を初めて認識したのは花組時代。
2017年の芹香斗亜東上初主演の『MY HERO』で2番手のテリー・ベネットを演じていて、それ以来注目していました。
1回目の月組時代の名作2013年の『月曇の皇子』、2015年のバウ初主演『スターダム』は生ではなく、スカステの再放送で見ていますが、それはすでに鳳月杏を知ってからのこと。
こんなに魅力的な人を宝塚は別格にするのか⁈と大変憤ったのを覚えています。
ご縁あって2019年のDS『NEXT ONE』も第一ホテルで見ることが出来て、鳳月杏の実力も気持ちの優しさ、温かさにもヤラれておりました。
その優しさや包容力を必要とした明日海りおが花組に呼び、珠城りょうが月組に呼んだのだと思っています。
ただ、必要としたけれどもそれは心の支え、芸の支えであって、別格扱いでした。
きっと鳳月杏もガツガツと上に上がりたいという上昇思考の人ではなく、そういうところがトップから好まれて側にいて欲しいと願ったのだとは思いますが。
鳳月杏も必要とされる場所で力を発揮できればそれでよかったのかもしれません。
ここからは私の妄想ですが、多分そんなに外れてはいないかと…
そんな鳳月杏の人柄を実力を見て、トップになるべきだとプロデューサーや歌劇団を説得した人がいたのだと思います。
もちろん、鳳月杏本人にもトップになれと。
それが月城かなとだったのでは…と思ってます。
月組に異動したのは月城かなとの方が早く、もちろん歌劇団的にはトップ人事を考えてのことだとは思うのですが…
その頃の月組は珠城りょうがトップになったばかりで、上級生2番手に美弥るりかが就任した時期に重なります。
これも私の妄想ですが、月城かなとは美弥るりかのトップ就任も望んでいたのではないかと思います。
ただこの時はまだ関係者を説得する力がなかった。
月城かなとは美弥るりかの上級生2番手も、その切られ方も見て、こんなことを繰り返してはいけないと思ったのではないかと。
で、5作で辞めるから鳳月杏に繋げたい、だから鳳月杏にも辞めないで、と。
もちろん鳳月杏が献身的に月城かなとを支えて、組内をまとめていたのを組子もみんな見ていたのだと思います。
月城かなとの鳳月杏への接し方を見ているとこの妄想はハズレていないはず。
と、すると月城かなとって働く者にとって理想の上司ですよね。
『G.O.A.T』を見ても月城かなと最後のコンサートでありながら、月組のコンサートって感じにしたし、恒例の「大好きでーす!」もやらせなかった。
いつからか月城かなとから目を離せなくなっていて、人柄も含め大好きになっておりました。
どの出会いも無駄なことはなく、さまざまな事柄が鳳月杏のトップを作ったとしたら本当に素敵。
月城かなとになって、サイコパス人事と言われた月組が安定したのも大きいし、人気組にした功績も大きいと大きいと思います。
月組を再構築した月城かなとの手腕、実力はまさに理想の上司そのものです。
そして、5作で颯爽と去っていくのも見事です。
この全てを風間柚乃が見ていて月組は揺るぎないものになって行く…
『Eternal Voice消え残る想い/Grande TAKARAZUKA110!』も楽しみにしております!
よろしくお願いします。