昨日のワールドシリーズ。
延長10回裏の劇的逆転満塁ホームラン。
凄かった!
しばらく興奮が収まらなかった…(笑)
そんな昨日は歌舞伎座夜の部へ。

錦秋十月大歌舞伎、千穐楽でした。
さながらザ・玉三郎の趣。
もっと早く観たかったけれど、予定いっぱいで千穐楽が初見でした。

『婦系図』を歌舞伎で観るとは思いませんでしたが、玉三郎丈のお蔦が非常によかったので、ギリギリありだと思いました。
『婦系図』は泉鏡花の原作、新派の演目で私も波乃久里子主演で観たことがありますが、昨日ほど切なくはならなかった…
玉三郎丈のお蔦。
いじらしくて、可愛くて、切なくて…
今は日陰の身ながら堅気の女だけれど、もと芸者だったという艶っぽさも残っていて、江戸の粋も感じさせる圧巻のお蔦でした。
「別れろ、切れろは芸者の時にいう言葉。今の私には死ねとおっしゃってください」という台詞はあまりにも有名で、ご存知の方も多いのでは?
子どもの頃から育ててくれた恩師の反対で、愛するお蔦との別れを決意する主税・仁左衛門の苦悩、お蔦の悲しみ、仁左衛門・玉三郎の魅力たっぷりで、ド満席でした。

とちりの花道脇のお席。
歌舞伎座の見やすさ、座り心地の良いお席、日本一の劇場と思います。
大河ドラマ『光る君へ』も毎週見ていますが、その話題の『源氏物語』。
高貴な身分のプライドの高い年上の女が若い恋人の正妻に生霊として取り憑く…
怖っ。
先ほどまでのいじらしく、可愛かった面影はどこにもなく、ひたすらに恨み、妬む年上女でした。
この人しか今の歌舞伎界で光源氏はいないと思いますが、圧倒的な光源氏感はなかったかも…
六条御息所と対照的に母性的な存在として描かれていた葵の上に時蔵丈。
葵の上は取り殺されると思っていたので、光源氏とハッピーエンドはちょっとびっくりでしたが、暗い気持ちで帰るよりはよかったのかしら?

12月新橋演舞場の『朧の森に棲む鬼』の扮装チラシをゲット。
こちらもとても楽しみです♡
よろしくお願いします。
