抽選に当たった訳でもないのに『TAKARAZUKA FANtastic Christmas』に悩んでます(笑)
トークショーだけで40分〜50分、遠征する?どうする?
観に行く価値はあると思ってますが、スカステですぐ放映されそうな気もする…
師も走る12月に時間と交通費をかけて行っていいのだろうか?
悩む…
さて、歌舞伎の話が続きます。
昨日は『菅原伝授手習鑑』昼の部Bプロに。
昼の部は通し上演じゃないとかからない演目なので(最近は5年に1回ぐらいの上演)、A•B両方観ておきたかったのです。
そして、萬太郎丈の初役•桜丸と幸四郎丈の初役•菅丞相が観たかった!
昨日は花道脇の4列目。
この花道脇の5列目ぐらいが1番お気に入りの席です(笑)
『加茂堤』
萬太郎丈の桜丸がとても良かった!
前髪立ちのお役が本当に似合うし、キリリとしながらも可愛らしさもあって、初役とは思えない出来でした。
萬屋の萬壽丈、時蔵丈、萬太郎丈はとにかく口跡がよく、声もいいので台詞がよく響きます。
いい口跡は財産です。
八重が種之助丈、苅屋姫が米吉丈、斎世親王が新悟丈。
新悟丈の立役は初めて観ましたが、背が高いので素敵でした。
この後の悲劇がこの逢瀬から始まることが信じられないぐらい、和やかでほのぼのとした時間です。
人生って何が起きるかわからないから、楽しむ時は楽しまないと。
『筆法伝授』
源蔵•染五郎丈、戸波•壱太郎丈。
染五郎丈は初役。
やっぱり染五郎丈のポテンシャルに驚きました。
お祖父様に似ていると思いながら拝見しました。
菅原伝授に上方歌舞伎の女方、孝太郎丈と壱太郎丈がご出演なんですが、おふたりともガチャガチャしているというのか、全てにおいて動きがオーバーです。
上方歌舞伎は明るいイメージなんですが、おふたりはそれを体現しているというかなんと言うか…
好みの問題なのかもしれませんけど、壱太郎丈はもっと出来る人だと思っていたので残念です。
『道明寺』
仁左衛門丈の神々しい菅丞相を先に観てしまったので、感想が書きにくいです。
動きが極端に少なく、芝居で見せる、肚で演じる菅丞相はある程度の年齢が必要なお役なのかも。
ただ、仁左衛門丈がお元気なうちに芸を継承しておかなくては演じられる人がいなくなってしまいます。
歌舞伎界をぐるりと見回してみると幸四郎丈以外いないので、まだまだ若く感じますが、演っていただかないと。
これからに期待しております。
彦三郎丈の奴•宅内が巧かったです。
昨日は1人観劇でしたので、幕間に檜でカレーを食べました。
最近カレーばかり食べている^^;
もう1回ある幕間では3階まで行ってめでたい焼きを久しぶりにいただきました。
中にあんこと紅白の白玉が入っているので、ボリュームがあるのですが、止める人がいないとダメですね(笑)
夜になってもお腹空かず…
よろしくお願いします。