MadameSoleilの備忘録

ミュージカル、歌舞伎、宝塚、時々ストプレ。観劇大好きブログ。

歌劇『田舎騎士道』『道化師』@東京芸術劇場コンサートホール

宝塚時代から演出家・上田久美子氏のファンで、本日は東京芸術劇場コンサートホールへ上田氏初めてオペラの演出を観に。

東京芸術劇場プレイハウスとシアターウエストは何度も来たことがありますが、コンサートホールは初めて。

コンサートホールに連れて来てくれた上田先生に感謝。

さすがに音響が素晴らしい!

K列サイドブロック。

オケピがあるので、実質3列目でした。

 

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久しぶりにワクワクとドキドキが止まらない開演前でした。

開演前、またカーテンコールの写真撮影可でした。

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オペラは実は苦手な分野で、今まで何度か挑戦したのですが、心地よさとゆっくりしたテンポから眠気が勝ち撃沈…

私には向いていないと思い鑑賞しない分野だったのですが、オペラ初心者にもわかりやすく伝えてくれるというので、上田久美子演出がどうしても観たくてチケットを取りました。

文楽方式で、歌手とダンサーが2人ひと役を演じます。

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1幕目は『田舎騎士道』2幕目が『道化師』。

ダンス必要だったかなぁ…

オペラの字幕とダンスの字幕があるので、大変気が散り、途中からオペラの字幕を見なくなりました。

オペラの世界観とダンスの世界観が違いすぎて、非常に戸惑ったのが正直な感想。

舞台の関西の街、芝居小屋が汚すぎて、イタリアの田舎とイメージ違いすぎた…

一言で言えばカオス…

私でもわかるぐらい主演のテノール、アントネッロ・パロンピが素晴らしかったので、純粋にオペラだけで観たかった気がした。

オペラのゆったり感から眠気を誘うことはダンスのおかげで確かになく、眠くはならなかったけれど、これが上田久美子氏である必要も、上田久美子氏らしさもまったくなかった、と私は思った。

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観客もスーツに着物の正装もあれば、宝塚のバッグに宝塚のキーホルダーつけたダウンコートの人もいて、客席もカオスでした。

出来れば、上田久美子氏オリジナル脚本の芝居が観たい。

『バイオーム』が第67回岸田國士戯曲賞の最終候補作品になっていますし、留学後の脚本に期待しております。

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上田久美子氏もカーテンコールに登場でした。

オペラと歌舞伎ってなかなか新しいことを相容れない分野の気がします。

 

よろしくお願いいたします。

 

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