今、最もお気に入りの月組。
『応天の門』を観に遠征。
ネタバレはなしです。
幕開きすぐに月あかりの中で本を読む菅原道真、いや月城かなとを拝むだけで、遠征してよかった…と思わせる力、美しいは正義です。
田渕先生がプログラムに書いている『月城かなとの知的でツンデレな道真公、海乃美月の気風の良い姐御・昭姫、鳳月杏演ずる希代のプレイボーイ・在原業平…まるでパズルのピースのようにピタリと嵌まるよう…』がすべてを語っています。
そして、最近ずっと月城かなととバディを組んでいた風間柚乃を敵役にして悪いおだちんが観られる…つまらない訳ないです。
友会が私にくれたお席は上手、4列目通路側。
S席なんですが、通路を隔てた席はSSで、お得感ありありのお席でした。
通路にはみ出している感じのお席で、視界は抜群によかったです。
原作漫画は未読で観劇しましたが、話は問題なくわかりました。
礼華はるが不思議な立ち位置のいいお役で、新公を卒業して立派な4番手ポジションでした。
そして、彩海せらと彩みちるがちゃり(滑稽というのでしょうか?)担当で、これまたなくてはならないというのか…注目のお役でした。
礼華と彩海はショーでも爆踊りを担当していて大活躍。
ただ、退団者に目立つお役を振ったからか、夢奈瑠音、蓮つかさ、英かおとの為所が少なく…寂しい感じがしました。
目立つといえば、昭姫の用心棒の大拙の大楠てら、台詞はないのですが佇まいといい、扮装といい、完成度が高かった!
漢でした!
また、幼い清和帝を演じた千海華蘭の演技巧者ぶり。
辞めるのをやめて欲しい…
娘役は昭姫(海乃美月)、白梅(彩みちる)、藤原高子(天紫珠李)、大師(結愛かれん)、若き日の高子(蘭世惠翔)、手古(白河りり)、藤原多美子(花妃舞音)、阿呼(一乃凛)は印象に残りましたが、あとは昭姫の店にまとめられていた…
でも、さすが芝居の月組で、見応えはありました。
東京も今日はいいお天気で、梅が咲き始めました。
梅といえば菅原道真。
東京での再会を楽しみにしております。
よろしくお願いいたします。
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