昨日はイープラス貸切『ダ・ポンテ』を観劇。
モーツァルトを取り上げた本やミュージカルは色々ありますが、ダ・ポンテは台本作家。
オペラの台本作家って、私は全く興味がありませんでしたし、ダ・ポンテって誰という感じでした。
『フィガロの結婚』『ドン・ジョバンニ』『コジ・ファン・トゥッテ』を作った台本作家がダ・ポンテで、この3作は同じ人だということも昨日初めて知りました。
宮廷音楽家がいるなら、宮廷作家もいますよね、そりゃあ。
海宝直人はとてもよかったし、話も飽きさせずに最後まで観られました。
が、音楽劇としてミュージカルを名乗らなかったのは、楽曲に自信がなかったのかなぁ…
クラッシックを効果的に使っていて、そこはよかったのですが、なんといっても痺れるような楽曲がないように感じました。
『モーツァルト!』にはモーツァルトが歌う『僕こそミュージック』、男爵夫人の『星から降る金』、コンスタンツェの『ダンスはやめられない』の3曲があり、そして『愛していればわかりあえる』もある。
どんなに話はアレでも、これらの曲を聞くのは心が踊るのです。
海宝直人、平間壮一、相葉裕樹は歌うまで、皇帝の八十田勇一の芝居には笑わせてもらいましたが、印象に残る楽曲がなかった…
『Little Women〜若草物語〜』で知った井上小百合がフェラレーゼというお役で活躍していたのもうれしかった。
ただ、女優陣の歌は男優に比べると…(^^;;で、少々残念ではありました。
東京は今日が千秋楽で、これから愛知、大阪で公演します。
とにかく海宝直人がよかったです。
よろしくお願いします。
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