先ほどテレビ朝日『モーニングショー』で羽田事故のJAL機の中で乗客が撮ったスマホの映像が放映されました。
着陸時に窓から火が見えた時からおよそ8分ノーカットでした。
CAの「大丈夫、落ち着いて」「鼻と口を覆って」「荷物は持たないで」という呼びかけと共に「このドアは開けられません(外に火が見えたのか?)」「L3、R3ダメ」などと緊迫したやり取りが聞こえましたが、煙が広がる中およそ5分その場で待つのは1時間ぐらいの気持ちだったと察します。
「ドアを開けて」「神様」という声の中で、乗客の男性から「大丈夫、大丈夫だから、乗務員の指示に従おう」という呼びかけがあったのです。
CAはドアの確認をしている状況で、乗客に対応できない時にその男性は「大丈夫、大丈夫」と声を出していて、まわりの方々が落ち着いていく感じがリアルに伝わりました。
そして前のドアから脱出が始まってからは1分ぐらいで機外に出ていました。
素晴らしい!
翻って宝塚ファン。
宙組生の自死は悲しく、辛いことではありますが、謹んで哀悼の意を表するのが本来の姿と思います。
ところが、「ドアを開けろ」みたいに「真実を教えろ!」「上級生はやめろ!」「宙組は解体しろ!」「イジメたのは誰だ」と叫ぶファンもどきの声が大きく、週刊誌の報道に乗って煽り、ご自身の妄想をSNSで撒き散らす…
なぜ、JAL機の乗客のように「大丈夫、落ち着いて」と言えないのか、と思ってしまいました。
命の危機が迫っている状況で、正しい判断をしなくては助からない時と全く他人事で安全な場所から面白がって煽るのは状況は違うと思いますが、乗客とファンの民度が違いすぎて…
これからの宙組、宝塚の行方を落ち着いて見ていこうと改めて思いました。
失敗から学び再生する…JALも数々の失敗をしましたが、安全を第一命題に取り組み真摯に訓練をして1人の犠牲者も出さずに今回は乗り切りました。
宝塚にも再生して欲しいです。
よろしくお願いします。