私の1番好きな脚本家は三谷幸喜。
3年ぶり三谷幸喜書き下ろし新作『オデッサ』は発表された時からずーっと楽しみにしていた舞台でした。
『登場人物は三人。 言語は二つ。 真実は一つ。
密室で繰り広げられる男と女と通訳の会話バトル。 』
というキャッチコピーにワクワク。
登場人物の3人は『鎌倉殿の13人』にも出演していた柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也。
芝居巧者の3人に三谷作品、つまらない訳ないですよね?
正しくは言語は英語、日本語、鹿児島弁の3つでしたが(笑)いやーー、柿澤勇人と宮沢エマの英語も素晴らしかったです!
ふたりとも発音よくて、宮澤エマはネイティブに見えたし、柿澤勇人の英語は留学した人の勉強した英語だった。
密室の会話劇なので、もの凄い台詞量でした。
日本語だけだって大変だろうに英語もあって、役者冥利に尽きるような?台詞量。
こちらも一言一句聞き逃さない気合での観劇だったから、途中でなんだか息苦しくなってしまい、水を飲んでしまった…まわりの方々、ごめんなさい。
全く眠くなる暇はなかった…
そして、見事に全ての伏線を回収して終わりました。
さすが、三谷幸喜!
最後、ちょっとモヤったところがあったのですが、私の勘違いかもしれなくて(^^;;もう1回観るので、そこはチェックしたいと思います。
会話劇だから回数を重ねるとまた違う感じになると思うので、次に観るのが楽しみになりました。
このホログラムの動画も撮ったのですが、どうしても貼れず…これ撮るのは皆さま動画撮影しているから、かなり時間がかかる…
ステージナタリーの三谷幸喜のコメント
『僕は演劇畑の人間なのですが、普段舞台を観ていない方にももっともっと観ていただきたいですし、そういう方に楽しんでもらえる舞台を作りたいなと思っています。
「オデッサ」はそんな普段舞台を観ていない方にも楽しんでいただける、僕の「こういうものをやりたかった」というものができたかな、と手応えがあります。
面白い映画と面白い舞台なら、舞台のほうがより面白いという想いが強いのですが、つまらない映画とつまらない舞台なら舞台のほうがもっとつまらないので、真剣に、命を懸けてやらないといけないなと思っています。
また、舞台はお客さんの反応や笑い声があって初めて成立するんだなと改めて感じています。特に今回は字幕も大変で、台詞と合わせて字幕を出すタイミングを調整したり、みんなで必死になって作っています。今日から3月までお客さんの前でやることでどんどん進化して完成していくと思います。それが舞台の醍醐味だと思いますし、お客さんがいなければできないことだと思っています。』
三谷さん、私は舞台が好きです!
三谷作品は大好きです!
進化していく舞台を見せてください!
よろしくお願いします。