MadameSoleilの備忘録

ミュージカル、歌舞伎、宝塚、時々ストプレ。観劇大好きブログ。

東京の皆さま、お待たせいたしました!

日本青年館ホールで『双曲線上のカルテ』初日を観劇。

f:id:MadameSoleil:20230911221852j:image

『ハッスルメイツ』『夢千鳥』『心中』と主演公演はすべて生で観ていますが、『双曲線上のカルテ』の和希そらの進化が半端なく、歌よし、芝居よし、色気あり、声もよし、その実力は宝塚一かも…と。

和希そらは真ん中が似合う人だし、その実力は誰もが認めていると思います。

原作が渡辺淳一の『無影燈』なので、暗く重いテーマですし、身近に癌サバイバーや闘病者がいると胸が締め付けられますが、宝塚らしくソフトランディングになっています。

とにかく和希そらが素晴らしくて、瞳から一筋涙を美しく流しながら歌う姿に痺れました。

f:id:MadameSoleil:20230911223357j:image

プログラム裏表紙のそらくんがもう…

永遠の命も若さもありません。

余命を知った時、どう生きるか?を考えさせられました。

ヒロインは華純沙那。

檀れいに似た面影で、可憐な可愛いモニカでした。

これだけ歌えて、芝居ができたら言うことなしです。

和物の雪組にぴったりの娘役です。

真面目な医師に縣千。

歌も芝居もまだまだ開発途上中と思いますが、痩せて精悍さが増し、男役として恵まれた容姿はやはり最強。

フィナーレのセンターで踊る姿、真風涼帆かと思いました。

f:id:MadameSoleil:20230911224240j:image

終演後のご挨拶は「東京の皆さま、お待たせいたしました!」から。

さっきの苦みばしったフェルナンドではなく、いつものそらちゃんに変身。

そのギャップにもヤラレマス。

「青年館は舞台と客席が近いから、客席は待合室」やら「舞台と客席の境界線、ルールを守って楽しみましょう」やら「診療まで2時間半待ちはキツイと言われました」やら、そら語録爆裂。

そらくん、素敵でした!

よろしくお願いします。

 

にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村

 

https://ping.blogmura.com/xmlrpc/khhwqe1bcvs9/

PVアクセスランキング にほんブログ村