愛がある叱責は愛の鞭で、愛のない叱責は虐めやハラスメントと言われる。
じゃあ、愛って何⁇
マギーさんのインスタライブを見て、ふと、私が仕事をしていた時のことを思い出しました。
1人ではできない仕事をしていたので、チームによってパフォーマンスを上げることが必須でした。
顧客から良い印象を持っていただくことが、会社としての評価をあげることになりますから、チームの1人1人が気持ちよく仕事できるように人員配置には気を配ったし、仕事の後の食事や飲み会は本当に顔を出して不平不満を聞いたし、先輩の意見を聞き、後輩を褒めて叱った。
先輩や後輩の話を聞く…これが会社人生の最も大事でいい時間だったと悟ったのは、仕事を辞めた後のことだったけど。
会社時代の先輩や後輩とはコロナが落ち着いてすぐに時間を合わせてご飯食べました。
人生で最も活力がある時代を共に歩んだ人たちとは離れられない。
若い頃は先輩に付き合う時間が嫌で、嫌で、なんとか理由を探して食事や飲み会を断っていましたが、上司とコミュニケーションを取る方がいい仕事ができるし、学ぶことが多いと気づいたのは、苦手だった先輩が実はいい人で、あえて仕事中は怖い指導していたのだと知ってからかも。
先輩の本当の姿を知った時、思いやりや愛を知った時、この人の為にも頑張ろうと思えた。
でもね、話さないと言葉にしないと愛ってわからない…
男女間でも話さなくても気持ちはわかるだろう、と思っていたらそれは間違い。
口の上手い、マメな男がモテるのは、嘘でも愛を語るからなんです。
コロナ禍のソーシャルディスタンスで、距離感が出来て心に寄り添えなくなった…
団結力が何より大事な宝塚歌劇団で、新人公演やイベント、お茶会などがなくなり、食事も個食になると絆を深めることが難しくなる。
叱られることが愛ではなく、ハラスメントに感じる…
悪循環です。
マギーさんが言うようにこれを埋めるには時間がかかると思います。
私は宝塚だけではなく、様々なミュージカルや舞台を観ますが、確かにカンパニーが団結しているものは感動指数が高いように思います。
特別に宝塚に惹かれるのは、その団結力、成長、そして愛を感じるからに違いありません。
人は悲しみが多いほど、人には優しくなれる、と武田鉄矢が歌っていました。
マギーさんが言うように悲しみを忘れることなく、手を繋いで乗り越えて欲しいと心から思います。
宝塚には素晴らしい先輩、後輩、そしてOGがいます。
この難局を乗り切って宙組が再生しますように。
宝塚歌劇団が前に進めますように。
ファンの1人として応援して、見守りたいと思っています。
マギーさんとは星条海斗さん。
インスタのアーカイブがあるうちに
よろしくお願いいたします。