公演の見直し発表は本当にガッカリでしたが、労基署の2度目の立入り調査があったことで、公演数の見直しを前倒しせざるを得ない状況だったのか…と思ました。
また、労基署の目が光っている今、深夜までの稽古がままならず星組の幕があげられないのかも…と思ったりもしています。
雪組は東京で3日から幕をあけるのに宝塚大劇場が5日から、ですから。
今までの公演は生徒たちの寝る暇も惜しんだ稽古の上に成り立っていた無理なスケジュールだったことが露呈した気がします。
せめて外部のミュージカル公演並の稽古時間になるようにして欲しいと思います。
新公の稽古が負担になっている…というのは間違いないようなので、大劇場の新公中止は仕方ないかとは思います。
新公が東京だけでも続けられることを喜ぶことにします。
110年続いてきたのにとか、みんなやってきたのに、という価値観はもう今の時代には通用しない…と思っています。
不祥事が続いたとはいえ、学生日本一に21回も輝いた日大のアメフト部が廃部になり、83年の歴史に幕を閉じます。
これは私には結構な衝撃でした。
一旦解体して新しく作り直すのだと思いますが、宝塚だってこの状態だとどうなるかはわかりません。
体育会系の根性論の上に成り立つものはこれから先の未来はないのだと思います。
だからといって、販売していたチケットを公式HPからの中止発表で済ませた宝塚歌劇団の罪が許されるものではありませんが、もしかしたら歌劇団も相当追い込まれているのかもしれない…とも思ました。
あんなに腹が立ったのに、星組一次抽選の入力をしたのですから、私には歌劇団を非難する資格はありません。
腹は立っても愛する気持ちは変わらない…まるでダメンズを好きになった若き乙女か⁈です(苦笑)
生徒たちが良い方向に進むのならば、キラキラの舞台を見せてくれるなら、私はファンであり続け、応援したいとあらためて思いました。
これを機会に体育会系の決め事なども一新できたらいいと思います。
伝統は変革なしには継続できないのです。
流れのない水は腐る。
次にくるのはチケット代の値上げだと思いますが、値上げの際にはHPでの発表ではなく、せめて新理事長の動画配信ぐらいはしていただきたいと切に思います。
よろしくお願いします。