昨日は相模大野まで『ALL BY MYSELF』に。
遠い上にあっちもこっちも遅延していて、時間までに着くかハラハラドキドキ。
JRも小田急線も救護が理由で、この寒暖差で倒れる人多数なのか?
くれぐれもお体をご自愛くださいませ。
作・演出、野口幸作。
映像の使い方が本当に上手くて、最初に彩風咲奈の音楽学校のポスター『あなたが誰かの夢になる』が映し出された時、ほーっという声と拍手が起こりました。
また、彩風咲奈の登場の仕方がカッコよくて、痺れました。
無駄なMCが全くなく、歌と踊り、彩風咲奈と華世京の芝居で繋いでいく構成が非常によかったです。
野口先生、GJ!
彩風咲奈はほとんど出ずっぱりで、歌っているか踊っているか、でした。
私は宝塚全組全演目鑑賞派なので、雪組の場合本公演は2014年の『ベルサイユのばら』別箱は2017年の『CAPTAIN NEMO』以降、コロナ禍で中止になった『炎のボレロ』以外は全部観劇しています。
色々な場面が思い出されて、胸がいっぱいになりました。
特に1幕ラストの『海の見える街』は『SUPER VOYAGER!』を見た時の感動が甦りました。
再び見ることができて幸せでした。
このコンサートは咲ちゃんの集大成ではあるものの若手に活躍の場が数多くありました。
2番手は諏訪さきなんですけど、華世京の方が目立つというか為所が多く、106期ですが堂々の3番手でした。
まあ、もう研5なんですよね。
ブルーム•彩風咲奈、カイル・華世京というふたりの芝居は全編通して続き、華世京はカイルだけではなく重要な場面のダンスにも必ずいました。
『ODYSSEY』の囚われた王妃も華世京でした。
また、瞳月りくと苑利香輝がいい場面にいい場所で踊っていて目を引きました。
苑利香輝はブルームの影でもありました。
近い将来このふたりが新公主演する予感がありました。
娘役ではプロローグのエトワール、『海の見える街』でのオーシャンダンサー(朝月希和のお役)、ODYSSEYのティティスは音彩唯で、番手では娘役1番だったと思いますが、有栖妃華はソロ歌唱やカゲソロを含めて美声を響かせていたし、咲ちゃんのデュエットダンスのお相手は白綺華、ODYSSEYのセレネは瑞季せれなと、若手が目立ってました。
もちろん彩風咲奈による彩風咲奈のためのカラフルメモリーでしたが、最後に咲ちゃんが若手を育てるところを見た気がしました。
いいものを見せていただきました!
私は1回しか観ないしなぁ…と思ってグッズを購入しなかったのですが、これから観劇される皆さま、1階席ならフラッグはぜひ購入することをおすすめします。
客席にライトが点灯するのは1幕目のタオルのところと2幕目のフラッグのところ。
フラッグは客席降りもあって近くでタカラジェンヌの皆さまが振付を教えてくれます。
この時フラッグを持っていない罪悪感たるや…走って買いに行きたい気分でした…
持っていない人はエアで、と言ってくださいましたが、至近距離に愛すみれと眞ノ宮るいがいたのになんか恥ずかしくて目を合わせることができなかった…
フラッグってコンサートでしか使わないし、要らない…と思ってましたが、1,000円で楽しさは10倍は違ったかも。
結構長い時間だったし。
タオルも1曲ですが、1階前方席ならあった方が楽しめますし、舞台から咲ちゃんが見てくれますよ。
必携品は1.フラッグ、2.タオル、3.ペンライトの順番だと思いました。
コンサートがより楽しくなると思います。
あーー、買えばよかったーーー
前方通路側席では咲ちゃんからバラの花もいただけるかもしれません。
彩風咲奈の集大成に相応しい、素晴らしいコンサートでした。
よろしくお願いします。