昨日は池袋まで『VIOLET』を観に。
2020年の初演はコロナ禍真っ只中で、3日しか上演されず…観られませんでした。
リベンジ出来たし、観られて本当によかった。
素晴らしかった!
演出は藤田俊太郎。
藤田氏の演出作品で1番好きかも。
Jersey Boysも好きだし、ラグタイム、ラビットホールも好きですけど。
NINEはあんまり…^^;
VIOLETは屋比久知奈を選びました。
素晴らしかった!ただただ素晴らしかった!
屋比久知奈は歌が上手いのは誰もが認めるところですが、芝居も巧いのです。
あの小さな体のどこにあんな力が湧くのか⁈あの声が、あの歌が、胸を打ちます。
昨日は梅芸ネットから最前列センターをいただきました。
もう少し後ろの方が舞台全体が見やすかったとは思いますが、屋比久知奈の涙がはっきりと見えて、胸を鷲掴みにされました。
屋比久知奈との出会いは2019年の『シスアク』シスター・メアリー・ロバート。
度肝を抜く歌声でした。
その後、 レミゼ、NINE、GREASE、n2nと屋比久知奈の出演作は見てきましたが、ミス・サイゴン、ジェーン・エア、そして今回のVIOLETとタイトルロールが続く大活躍。
本当に凄いです。
姫役者ではないのでヒロイン向きではなく、主演が出来る実力派。
このパンチがある、力のある歌声は屋比久知奈の大きな武器。
ますますのご活躍を祈ります。
そして出演者がみんな歌が歌えていて、ストレスが全くない舞台。
ヴァイオレットと旅するフリックに東啓介、モンティに立石俊樹。
ふたりともお役に成り切っていて、歌が上手くてキュンキュンしました。
立石俊樹、お役もご本人も好みだわ♡
そして、プリンシパルでアンサンブルでとずっと舞台に出ていたのが、原田優一、樹里咲穂、spi、sara、若林星弥、森山大輔、谷口ゆうな。
これに子役のヤングヴァイオレットで2時間10分ノンストップ。
この前観た『COME FROM AWAY』は私の今年観たミュージカルNo.1になると思いますが、この『VIOLET』勝るとも劣らない。
黒塗りはしていないけれど、誰が黒人なのか、はっきり見えたし、ヴァイオレットの顔の傷も確かに見えました。
それぐらいよかったです。
三浦透子のヴァイオレットもすごーーーく観たくなったのですが、21日が東京千秋楽で、今日は『王様と私』のチケットを購入済みで、土日は用事がある。
なぜもっと早く観なかったのか…後悔してます…
もう1回観たかった…
これから4月27、28、29日と梅芸DC公演もあります。
福岡も1日だけ5月4日、仙台は5月10、11日。
東京は21日までですが、観て損はしない舞台です。
おすすめです。
この舞台に宝塚OGの樹里咲穂が出演していることもうれしかった♡
昨日はアフタートークもあり、ミュージカル界でMCやらせたら日本1の原田優一、樹里咲穂、sara、森山大輔のお話を聞くことができました。
力のあるミュージカルでした。
よろしくお願いします。